最近、コロナの影響もあってかFIREという言葉が日本でもかなり浸透してきているなと多くの方と会話する中で実感しています。
FIREとは「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」の頭文字で、
端的にいえば「早期退職して、お金のためにヘトヘトになるまで働く縛りから自分を解放する」というライフプランや概念を指します。
FIRE=富裕層だけが実現できる悠々自適な生活とは限らず、
毎年の生活費を賄えるような節約を意識しながら、投資の収益(資産収入)を得ることで、経済的自立を実現している方も多くおられます。
サラリーマンであれば誰もが一度は思い浮かべたことがあるであろう早期リタイア。。
そこで今回は実際に早期リタイアをしたお客様から伺った
「早期リタイアしてみて分かった7つのこと」をご紹介させていただきます。
1.退職翌年の税金の支払いは苦しい
退職次年度は前年並みの税金を納税するので、特に初めの頃は贅沢を慎みました。
太陽光発電の消費税還付がボーナス代わりに入ってきて嬉しかったことを覚えています。
2.会社員は与信力が高い
想定はしていましたが、会社員時代は金融機関に対する信用力が高かったと実感しました。
リタイア後に実績がついてくるまでは金融機関の対応も冷ややかなことがありましたね。会社員のうちに恩恵をしっかり受けておくことは大切です。
3.行動の制約が大幅になくなった
家庭や個人の事情を最優先することができ、いちいちどこかに許可をとる必要がなくなりました。
今は控えていますが、費用が一番安い時期を狙って旅行することも、他人の影響を受けることなく、自分自身のスケジュールを調整できるようになりましたね。
4.時間の制約に悩まされることがなくなった
会社員のときのように通勤時間や準備時間も含めて朝7時~夜7時まで時間を拘束されなくなり、集中して仕事を片づけ、自由時間を簡単に作り出すことができるようになりました。
5.他人から搾取される出費が大幅に減った
会社員時代は、歓送迎会・新年会・忘年会・各種お祝い金などの出費が結構ありましたが、ありがたいことに殆んどなくなってしまいました。
6.色んな施設を平日の安い価格で利用できる頻度が増えた
ホテルに宿泊する場合も、食事をする場合も、平日料金は土日と比べてかなりリーズナブルです。しかも人気店でも混んでいないことが多いので、得した気分になります。
7.自分磨きに時間がとれるようになった
スポーツで汗を流す機会が増え、健康的に生活ができるようになりましたね。投資関係は勿論、次の自分探しのためのセミナーにも簡単に参加できるようになりました。無料や価格の安いセミナーも多いですし、最近はオンラインセミナーも普及して本当に便利です。
如何でしょうか。
因みにこのお客様は、40代で早期リタイアし、私とご縁ができた会社員時代の世帯収入は約750万円でした。
セミリタイアなんて大それたことの様に感じるかも知れませんが、閉ざした扉を開いてみると、意外とチャンスが転がっていたり、勉強してみると、意外と高い壁ではないのかも知れないと私自身感じました。
安全に努力して資産を積み上げていけば、資産収入獲得にたどり着きます。
ただその実現には少なからず時間が必要です。少しでも早く行動を開始すれば、その分早く到達します。
60歳になって定年を迎え、退職金をもらって、その後、年金受給がはじまって…
社会が用意した「第二の人生」というプランとは別に、皆さま自身が描く豊かな人生プランの実現の参考になれば幸いです。